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2012年3月30日金曜日

'12A/W 出張日記 Vol.2

28日(水)〜29日(木)は久々の泊まりでの出張。

展示会が山ほどございました。

一山越えましたが、まだまだピークでこれから5月くらいまで毎週東京です。

いやーこの時期は正直疲れます・・。


2日間お店を任せていたので、今日2日ぶりの店頭はとっても楽しくて朝9時半に出勤して現在までの12時間まったく休んでいません(笑)昼飯など食ってる時間もったいなし!!

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僕は常に頭の中で服もしくはそれにまつわる事を考えています。365日。

欲しい服が店に並んでいて、それを悩んで、買って、着て、生活する。

なんでもない普通のこと。

以前までその行為がとても楽しかったですし、そんなワクワクすることはないと感じていました。


先日ある変化がおきました。

服をすっごい悩んで、でも絶対欲しいから買って、それをクローゼットにさっと置いたとき「あれっワクワクしない・・・」

もちろん欲しかったのです。もちろん次の日は早速着ました。もちろん気分は良い。

だけれど、以前の自分にあったワクワクはそこにはありません。

少し悲しくなりました・・・。

だけれど少し考えて、やっとそのときがきたのかと分かりました。


僕はこの1年と2ヶ月、計1週間くらい休んだだけで、毎日店のことを考え、趣味は仕事、店とし、やってまいりました。

本当に僕は店の利益を個人的な贅沢には使いません。未だにお昼はmy弁当。

全て服(仕入れ)に回しています。

大事なのは店。店の成長。

とにかく愛して愛して、手塩にかけ、でも決して自分の店には疑問を持ち、客観視し、服は自分の店でしか買わないと決めました(新品&服・小物は)

自分の店に自分の欲しいものがなければそれがポイント。探す。そして仕入れる。

自然と自分の存在よりも店を大切にしてきました。

それにより、自分が買うよりも絶対にお客様という意識が以前より遥かに出来上がり、自分で買う(着飾る)よりお客様に買っていただけた時の方が完全に嬉しくなりました。

ある意味、自分という存在は店に侵され、自分の存在はどこかへ消えてしまいそうになっているのかもしれません。しかし、店と自分の関係が確実に変化していることはとても面白いことでもあり、経営者というものになったのかもしれません。

華やかなランウェイのショーもなければ、大した注目も浴びず、毎日毎日の小さな積み重ねの毎日がショップという存在。

自分の目指すものは真っ暗闇の中の針の穴。

確実に見えてはいるけれどなかなか辿り着かない。


そんなときに展示会に行き、デザイナーとお話をするとまた身が入ります。本当に。


そんなわけでちらっとご紹介。

















服が好きだから服屋をやる。

そんな言葉をよく耳にしますが、そんなものは当たり前です。大前提。

料理嫌いな人が料理人にはならないし、動物が嫌いな人は動物に接する仕事は絶対にしない。

服に携わっている人はみんな服が好き。

だけれど、その先や目的、理由がなければ僕はそれをやる意味はないと思います。

絶対的な理由とヴィジョン。


店を続けることはとっても大事な事。
だけれどその期間でどれだけ影響を与えられるか、人や街に。

潰れるのを覚悟でリスクをはり続けるのと、守って維持を優先するか。

僕はいつでも前者でいたい。


毎日が戦い・・・

楽になる日っていつなのかな。。。


(今日はちょっとダークな雰囲気で失礼致しました。)


7月末〜8月初め、秋冬立ち上がりをご期待下さい!!



Seltie 宮下