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2012年3月22日木曜日

punc

昨日は東京出張。

roomslinkという年2回の大きな合同展示会に行きましてひたすら服を拝見し、たくさんの方とお話し、それからまた数件展示会場へ行き、日帰りで夜中に帰宅。

この時期は毎週この繰り返し。

そんでもって毎日の入荷。

ひーたまんないっす。身体にこたえますね。頭の中もグルグルやることだらけ。


それにしても「感動する」「感動させる」ということはこれから更に難しくなってくるなぁと思いました。

何においても「新しいこと」というのはもうほとんど皆無です。

先駆者がおり、それに少なからず影響され(意識しなくとも)生活しているわけで、いざ自分でクリエーションをやるとなっても無意識にそれが出てしまうもの。

無音、真っ暗の世界にたった1人で生活をしない限りは。

常にやったもの勝ち、先にやったものの勝ち。

ずっとずっとずっと新しいことを考えていたって、日本1億・世界60億人いれば同じ事考えている人は普通にいるわけで結局大きなレーベルや大きな存在がやってしまったらそっちの勝ち。

小さな存在は後釜呼ばわり。

時間の経過とともに必然的にそれは増え続ける。

早いもの勝ち・やったもん勝ち。

でもそれは生まれてきた時代のせいであって全然悪い事ではありません。

それをどう使っていくか。それは確実にメリットでしかありません。

僕もこの地において「これがあったらいいのに」を考えています。

別に新しくはないけど、なぜだかこの地の方々がやってこなかったこと。

でもそれだって考えてきた方はたくさんいるはず。

それをいかに早く、そして確実に、意味のあるものとして提案が出来るかが大切なのかもしれません。とにかく行動してみます。


昨日はたくさんのブランドのランウェイのショーがありました。

僕はまだ1つとして一瞬たりとも見ていません。

今の時代、見ようと思えばいつでも簡単に見れますが、だからこそゆっくりと見たいです。

生で見れなかった分、存分に時間をかけて見たい。

新しいことが皆無のこの時代に、でも決して諦めず挑戦していくデザイナーさんを僕は尊敬しています。

今はまだ時間の余裕がありませんが、これから先、お取り扱いのある全てのブランドさんのショーは絶対に見にいけるようしていきたいです。。。(切実)


Seltie 宮下