と言っていた○学生の時、興味本意でその存在に近づき、10年以上はずっと一緒に居て大親友だったタバコ。
そのタバコと一切の縁を切ってから早5ヶ月以上・・・
たまに夢の中で吸っていて起きてハッとしたり、
仕事が一息ついたときに「さぁてタバコタバコ・・・いやいやもうやめたじゃん、ははは」と一人で無邪気に演じてみたり、(わざとではなく)
なんだかんだ10数年の思い出なんてものはなかなか消えないわけで。
でも、完全に禁煙(断煙)した僕の最近の話。
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数年前から定期的に"歯医者"に行っています。
当時、歯が痛くなり、お金もないけどこのままじゃ痛くて生活出来ないと思い、勇気を絞って歯医者へ。
すると虫歯が7本・・・・。
どんな人間でも7本と聞かせられれば全部完治するまで通うもの。
それから、毎週のペースで嫌々でも歯医者に通うわけです。
通っていると習慣になり、行くのが当たり前に。。。
そんなある時、"タバコ"の話になりました。まだその時虫歯は残り3本とか。
院長さんからタバコのいけない部分を長々(すいません・・・)聞かされ、
「やめる気なんてないわい」なんて心の中で言いながら、お会計。
指導料?だかなんとか料で、そのお説教費が1000円とか2000円とかで治療費と一緒に入っていました。
「おいおいおいおい!」
「説教する前に俺の虫歯をさっさと治してくれよ!」
「こっちは店持つ為の貯金を毎月こつこつ貯めてて、こんなんに払える金なんてないんだよ!」
っと腹が立ったわけです。もちろん口にはしませんでしたが。。
聞きたくもないお説教を聞かされ、やめる気もないタバコをやめるよう促され、長々話を聞かされ、それになぜかお金を払う・・・。(暴言をお許し下さい)
それから数年後。
今でも同じ歯医者さんに行っているわけですが、つい先日久しぶりに行きまして、
「最近タバコをやめました」なんてなんとなく言いました。
その3日間後、また歯医者に行く用があったので席に座って数分後・・・
『はい、これ!』と院長さんから渡されたもの。
賞状。
「???」
『表彰するから。』
「あっ・・・はい・・」
そんなわけで、禁煙を達成した記念に"賞状"をいただき、褒め讃えられ、ガムと歯ブラシ等をいただき、
『記念撮影をしよう!』
「あっ・・・はい・・」
朝早くて寝ぼけた顔で、なぜか髪が立方体の僕。(と院長さん)
もちろん手には賞状。(笑)
この写真をもらって爆笑してしまいました。
なんつー顔してなんつー髪型しているんだと。
当時はあーだこーだ言われたけれど、タバコやめて良かったかなと初めて思った日でした。
そして、この歯医者さんに行き続けていて良かった。本当に素敵な先生です。
こうして写真として残るのならば、せめて髪型くらいちゃんとするべきだったなぁ。
これが歯医者さんに飾られる事がないことを心から祈ります。
Seltie 宮下