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2014年2月27日木曜日

『POTTO』絵になる帽子、更に入荷。

宮下です。

弊店の'14春夏コレクション立ち上がりの初日に販売させていただいた『POTTO』の"絵になる帽子"。




3点入荷。

1点お客様に購入していただき、1点を当店用に購入。

もう1点を店頭で販売しております。




繰り返しにはなりますが、

『POTTO』が2008年に発表した(2007年制作)"絵になる帽子"。
キャンバスから外して、ボタンを留めると、頭に被れるキャップとなります。
着用しない時は、壁に掛けて(スナップボタンで着脱)おくだけで、もうひとつの価値がうまれます。
今から6〜7年前の作品ではありますが、2007年以降"絵になる帽子"は制作されておりません。
時代は日々刻々と変化をしておりますが、「良いものはずっと良い」というのをお客様にお伝えしたいと思い、弊店にて買い取らせていただきました。




そして、デザイナーの山本さんとお話した中で、最後にもう2点アトリエにあるとのことで、その2点も今回買い取らせていただきました。








現状アトリエに残っていた全ての「絵になる帽子」を弊店にて全て買い取らせていただいたので、今ではこちらを購入出来るのは弊店のみかもしれません。。。



これには色々と考えがありまして、、、



僕が初めてこの作品を見たのは、とある美術館の中の物販コーナー。

当時、「欲しい!!」と思っていてもなかなか手が出せる状態ではありませんでした。

その後、他のお店様等の展示でこちらを販売しているのを見たりもしました。

2007年以降"絵になる帽子"は制作されておりませんので、6〜7年の間でどこかで飾られたり、色々な地方を転々としていたのかもしれません。





すごく偉そうな言い方かも知れませんが、リスクを負わない所ばっかりだなーと思いました。

展示してお客様に見ていただくことはとてもとても大切ですが、その期間が終わったら「はい、終わり。デザイナーの所へご返却。」の繰り返しのような気がして、
なんか中途半端というか、どんなに良いと口では思っていても、責任を負えない、販売する力がない、結局その場を盛り上げる為の手段でしかないような気がするというか。。


もちろんその展示で多くのお客様がご覧になったりするわけですので、とても大切ですし、現に僕も美術館で見てこちらの作品を知りましたので何とも言えませんが。。


Seltieにてこちらを全責任をもって販売させていただきたいと思い、全てを買い取らせていただきました。いつでも弊店にてご覧いただけますし、ご購入もしていただけます。


大袈裟ですが、これ以上この子に中途半端なことはさせたくありませんし。


「良いものはずっと良い」というのを僕たちの力で示していきたいと思います。


近日中にオンラインストアにも掲載していきますので是非ご覧下さいませ。




どうぞ宜しくお願い申し上げます。


Seltie 宮下