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2014年7月17日木曜日

道が重なる日、是非共に。

宮下です。

今日は久々のつぶやきを。


今日は女性スタッフの白澤が、'15S/SのLadies'の展示会数件を見に東京へ行っております。

僕は先月末にMen'sのパリコレクションに行ってきましたので頭の中は'15S/Sの展望に満ちておりますが、これからスタッフと意見を交えつつ'15S/Sをどのようにしていくかを決めてまいります。




Seltieの7シーズン目である'14S/Sも今月で終わりを迎えるわけですが、毎シーズン毎シーズン反省ばかりが残ります。

『今度こそ理想な形だ!!』とシーズンが始まる前には必ず思っています。

『これほど良いものは今後出来ないだろう・・』と。

ところが、どんなに考えて、どんなに全力で頑張っていても結果は反省ばかり。。。



服が売れればそれで良いかと言われれば、NO。

お金が稼げればそれで良いかと言われれば、NO。

売れりゃいいってもんじゃないし、お金が稼げればいいって問題でもない。

かと言って、売れないと、お金がないとお店を運営していく事はできない。

服に囲まれていれば幸せかっていう問題でもなく、
沢山のお金に囲まれて裕福な家庭を築きたいというわけでもなく。



何が不満で、何がいけなくてとかではなく、もっともっと奥深くのほうにあるんじゃないかと思われるものに向かってただひたすらになっています。

とにかく現状に納得がいっていません。

今のままじゃいけない、より良く、もっと良く・・・と言い続けて3年半。。。

これはきっと一生言い続けるんだなと確信しました。



自分の一生を懸けてやり続けていく先に何があるのか。

その途方もない答えに向かって、呪われているかのように毎日仕事のことを考えています。

はい、これからも・・・。

また理想を追い求め、'15S/Sに向かって走り続けます。



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ずっと考えている事。

数年かけてでもこれからやっていきたい事があります。

先にあるものは全国展開。



ただ目的無しに全国へと広げていくのではなく、

本気で、自らの命や人生を懸けて、一生洋服に携わっていきたい方とともに、

自分の持つ能力を最大限に使う事の出来る環境下にて、共に高みを目指します。




この業界に入っても多くの方々が途中で諦め、途中でリタイアしていきます。

理由は人それぞれ。

だけれど、こんな時代でもあっても、命と引き換えてもこの仕事を続けていきたいという人は全国見渡せば絶対にいるはずです。



そんな方達と一緒に仕事がしたい。

そんな方達が働きたいと思える環境を作っていきたい。

長野県にお住まいである必要もありません。



どういう方法が最善かも少しずつ明確になっています。

そのタイミングがきた時、数年後には。



"その時には是非一緒にやりませんか?"




僕はこれからもずっと、
"自分がやってやろう"、"自分がやるしかない"という使命感をもって歩み続けます。

いつの日か、道が重なるその日を楽しみにしています。



Seltie 宮下