僕たちはどうしても会いたかった。
僕たちの人生において、1度も会いたいとか話したいとか思ったことはなかったし、別に一生会えなくたっていいって思っていた。
だけれど、1人の女性からある話を聞かされた。
一瞬会いたいと思った。
だけれど、別にいいやって思ってしまった。
次の日に、1人の男性から同じ話を聞かされた。
もう二度と会えないのかと思ったとき、僕たちは恐怖と寂しさを覚えたんだ。
僕たちはどうすれば会えるのか必死になって探した。
そこにいけば会えると思われるとこを片っ端から探して電話したんだ。
皆にすごく冷たくあしらわれた。
僕たちは悲しかった。でも決して諦めなかった。
ある情報を入手した僕たちは車を走らせた。
だけれど、そこに到着したときには一瞬の時間差で彼は姿を消してしまった。
悔しかった。やっと会えると思ったのに。。
でも決して諦めなかった。
また振り出しに戻った僕たちはまた必死に探した。
だけれど・・・・
僕たちに時間はなかった。
皆が彼に会いたがっていたからだ。
僕たちは結局諦めざるを得なかった。
僕たちは会えない代わりに、ふと立ち寄ったお店でお金を使って帰宅したんだ。
とても残念だったよ。
でもね、また会える有力な情報は入手したし、僕たちは気付いたんだ。
日本から出ればきっとまた会えるって。
その日、僕たちはとても頑張った。
一度も会わなくたっていいっていう気持ちから、絶対に会いたいって気持ちになったことだけでも奇跡だよ。
彼ともう一人の彼とは別人なのかもしれないけれど、7月に入ったら会いに行くよ。
ね、
レバ刺しさん。
レバ刺しをめぐる、Seltie宮下と白澤の物語。
くだらなくてすいません(笑)
Seltie 宮下