今シーズンのSeltieのお取り扱いブランドは80を越え、
もちろん80全てがオススメなわけですが、そんなこと言っていてもつまらないので、
今シーズンここがいいのよ〜!!をご紹介。
本日のピックアップは、
『masao shimizu』
デザイナー:清水 真生(シミズ マサオ)
2010年4月にブランドスタート。
文化服装学院アパレルデザイン科を卒業し、文化学園にて9年の教職員を経てブランド設立。素材の組み合わせの妙や、古着の再構築等、服そのものを学び尽くしたデザイナーだからこそ出来る丁寧な服作りをしている。
先シーズンから当店ではお取り扱いを始めました → その時のBLOG
取り扱い当初から爆発的に売れるということは一般的に考えればまずあり得ませんが、少しずつ店頭にてご紹介させていただき、当店での知名度も徐々に上がってきたという感じでした。
そして、5シーズン目となる今シーズン・・・
めちゃくちゃ素敵!!
展示会に行った時にも感じたのですが、清水さんは服作りを本当に楽しんでいると。
「まだまだ自分のやりたいことが全部出来ているわけではなく、余裕もないけれど、自分がずっと使いたかったモデルさんも使え、それが本当に良かった」とおっしゃっていた清水さん。
ブランドもショップも、知名度によってその反応は変わるもの。
知名度がないものが悪い、知名度があるから良い、という風潮は少なからずあるもの。
しかし、本当に洋服が好きな方達がそれに囚われてしまったらそれって結局今と過ぎ去った時間(過去)しか見られていない。
大事なのはこれから。
『masao shimizu』はそんな"可能性"を感じさせてくれます。
アイテムによってはMen'sとLadies'とはっきり分かれていないので、ユニセックスで着用出来るアイテムも多いです。
画像ではお伝えしにくいですが、一般的には"無駄"(すいません・・)と思える様な位置にタックやダーツが入っていたり、よく見ると「んっ?」と思ってしまうデザインが随所にございます。
Seltieでは総丈を5cm長めの仕様に別注。
ちょっとルーズに、ロールアップした時にちょっと野暮ったい、そんな感じがいいな、、、と思いました。
短い方がいいよーという方はお気軽にお申し付け下さい。
丈つめは無料にてさせていただきます。(店頭販売のみ)
こちらも上記同様、丈を長めに別注。
こちらのカーディガンはわがままを言って作っていただいた完全オリジナル。
元々ベストしか制作されていなかったのですが、黄色と黒だけで表現した立体的なWOLFとグラデーションが素敵すぎて、袖にもあったらなぁー・・という思いから制作して頂きました。
極少量の生産にも関わらず、お値段も抑えていただきました。
アームは細く、丈は長いので女性にもオススメです。
デザイナーがつまらないと感じて制作した洋服には、何の魅力もない。
デザイナーが楽しんで制作された洋服は、見る方も、着る方もとっても楽しい。
そして、愛情が込められている。
"楽しい服"は沢山の人を幸せにしてくれます。
今シーズンの『masao shimizu』是非チェックしてみて下さい。
僕も今日、masao shimizuのお気に入りの1着を自分のクローゼットに入れたいと思います。
穏やかで暖かな春が今から待ち遠しいです。
Seltie 宮下