戸隠は長野県の北部、長野市の上のあたりに位置する村です。
戸隠といえば戸隠神社や戸隠そばが有名で、パワースポットとしても知られています。
これから展示会シーズン到来で、パワーが必要となってくるというわけで、パワーみなぎってまいろうかと車を走らせ戸隠へ。
うねる道と、20歳のうねる愛車。いつ壊れるか知ったこっちゃないと高速をがんがん走る。
なにごとも無く到着。まずは神社(宝光社)へ。
それからもっと北上して神社(中社)へ。の前に、蕎麦を食う。
有名な蕎麦屋さんはたくさんあり、そこら中に蕎麦屋があります。
どうせなら『有名な蕎麦屋を3軒ハシゴや!!』と意気込みまず1軒目。
まぁーつゆがうまい!つゆが最高。とにかくつゆ。天ぷらもあっさりとしてて無限にいけそう。でも3軒回るから大盛りと天ぷらで、ちょっと物足りなさを残し、神社(中社)へ。
ここの3本杉。樹齢800年。8世紀。とにかくぶっといので、比べる。
杉が太いのか、僕が細いのか。おすぎさん800年、僕の人生26年。
・・・。
それから更に上って一番上の奥社を目指します。
皆様、奥社を目指すのです。
だいたい片道40分のゆるやかな上り坂をひたすら歩きます。
is-nessのトレッキングシューズ履いて来て良かったと張り切る。
杉に囲まれた道はまさにジブリ。
ジメジメしないしっとりとした湿度と、マイナスイオン感じる空気・・。
鼻炎と花粉症で年中鼻が悪い僕の鼻がとーるとーる!!
すーっと吸うと喉にまで届く空気。ほんと違います。ほんとうに気持ち良い。
そして奥社へ到着。
絶景を背にさっさと帰る。
しかし、寒い。とにかく寒かった。
蕎麦?
いやいやいらんです。寒いし。1軒で終了。・・・。
でもまだ昼の12時。これで松本市に帰るには早い。もったいない。
そんでもってこれからの男たるもん忍術は必須。早速身につけるかと、チビッ子忍者村へ。
大の大人が2人・・。
子供達がはしゃいでいる中、普通に混ざる。
『あーなるほど・・・』と失礼ながらクオリティに疑いの目を放ったからくり屋敷へ。
しかし、本気で中で迷子。本気で中で怖がる。もちろん抜群に疲労。
これ、見た目に似合わずスゴいなと驚き、
途中忍者らしく手裏剣を投げ、
昇天の術を習得すべく、修行にいそしむ。
半笑いで始めた術。
言う事を聞かない身体。 これはまじで池に落ちる。
しかも途中で抜け出す事すら出来ない作り。
こちらも地味な見た目とのギャップに己の小ささを知る。
・・・無事習得。
んっ?落ちません落ちません。私、真剣ですから。面白いことなんか絶対しない。
この忍者村に入ったとき、若いカップルの男の人が上半身裸で歩いていました。
たくましい肉体。
でも裸は家でやれ。そう思いました。
そして、『川に落ちて濡れちまったけど、乾燥機ないの〜?』とチャラい言葉をおばさまに放っていました。
おいおい何やってんだよ。そう思いました。
寒いんだから水に落ちた話はご遠慮願いたい。そう思いました。
・・・だけど、今ならわかります。
ナメたらやられる。ここは忍者村。チャラくんありがとう。僕は昇天できました。
最後の砦。名前を完全に忘れた、なんかの空間に入る。ニンニン。
シュールな人物。ややビビる。
シュールな人物。素直にかっこいいと思いました。
シュールな人物。これはどういうシチュエーションなのか気になりました。
これにはかなり笑ってしまった。
もちろん忍者たるもの終始、術を繰り広げましたがあまり記憶にありません。
大変失礼ながら、つまらないかもの覚悟で入った忍者村。
でもそこは大人が本気になる忍者村。
きっとちびっ子は大満足だろうな。大人も満足な忍者村。
ありがとう。
また子供が出来たら来ます。
そんでもって疲労感マックスになったので、蕎麦の代わりにがっつりとしたラーメン食って、
温泉に入って帰宅。
戸隠からパワーをもらった僕は絶好調です。
最後はよくわからない仕掛けで完全に三半規管をやられた僕でお別れです。ごきげんよう。
宮下