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2014年6月23日月曜日

明日から1週間程パリに行ってきます。

宮下です。

明日、6月24日(火)〜7月1日(火)まで出張でパリに行ってきます。


店は副店長である「白澤」とスタッフ「宮澤」に全てを託しておりますので、通常営業となります。

また通販業務も毎日承っておりますので通常と何も変わりません。


何かございましたら「白澤」までお申し付け下さいませ。



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今回の私の海外出張の目的は、パリコレクション(Paris Men's fashion week)

お店を出した時、まさか行く日がくるとは一切想像していませんでしたし、海外へもきちんと出て仕事をしようなんて思ったことすらありませんでした。

きっかけは毎日の業務から。

いつの間にかそういうタイミングが訪れ、やらなくてはいけない事と考えるようになりました。




2年半で貯めた90万円を元手に、借金をして、1人で開業したSeltie。

資金もなければ、コネもない。

バックになる資本も、経験も少なく、東京でブランドや業界内を本当に少しずつ開拓していったような感覚です。



25歳だった自分は、どの立場から見てもとても弱かったなぁと思います。
(その時によくしていただいたブランドさんやメーカーさんには心から感謝しています)


苦い思いも悔しい思いも沢山してきましたが、
現在では東京を代表するブランドをお取り扱いさせていただくこともでき、海外からもメールをいただいたり、3年前よりは自分の(店の立場的にも)居心地も良くなってきました。(もちろんまだまだ本当に未熟ですが3年前よりはまだ・・・・)


そして、日々に慣れが生じてきました。

そんな中で日々思いが強くなったのが、自分(達)の目指す先はここではないということ。



この松本市で有名なショップだとか、長野県で唯一の取り扱いだとか、(もちろんとても大事ですが)そこを目指すとか目指さないとかそういう次元での話ではなく、上には上がいることをきちんと自覚した上でのもっと世界を知ろうとする気持ちだったり、それをきちんと見てきたからこそ生まれる説得力だったり、今を絶対に変えてやろうという思いをもっと前に前にしないとダメだなと思い始めました。


もちろん今までも、もっとやらなきゃいけない、とは分かっていてもそれが出来ない環境だったり、気持ちが足りなかったり・・・。



そして今、ようやく動き出す事が出来ました。




この機会は1度きりのことではなく、半年に1度〜2度は必ず海外に行き、
今までと同じように少しずつ理解、開拓をし、それを下のスタッフ達にもきちんと伝えいきます。

いずれは(恐らく何年も先にはなりますが)20代前半のスタッフ達にもどんどんと海外に行かせられるような環境(会社)にしたいと思います。





今回パリコレにデビューするCHRISTIAN DADAのデザイナーである森川さんがTwitterで言っていた言葉、


世界に何万とあるブランドの中で一握りの人たちが存在する場所。 
またそこで、ゼロからの勝負。
人生でこんな面白いことは他にはない。



本当にその言葉に全部詰まっているなと感じました。



立場は違えど、僕もその土地に自分の身を投じ勉強をしてきます。


RAF SIMONS

KRISVANASSCHE

COMME DES GARÇONS HOMME PLUS

HENRIK VIBSKOV

CHIRISTIAN DADA



今回の目的です。

きちんとモノにしてきます。



それでは行ってきます!!

また帰国後にBLOGでご報告させていただきます!


Seltie 宮下