本日は気温が低く一気に秋を感じる一日。
これから着れるものが増えると思うと今から楽しみです！
そんな秋にオススメしたいこちら！
『ANREALAGE』DETAIL COLOR CHANGE SHIRTS 19,950円-(税込)
一見ベーシックなシャツなのですが襟とカフスが裏返せるようになっており、2通りの着方が楽しんでいただけます。
スーツにはもちろんのこと、遊びが効いているのでどんなスタイルにもはまる。
薄すぎないコットン100％の生地で着心地も抜群。
裏返した時に出てくるこの模様。
今回のANREALAGEのテーマである『COLOR』
色は移ろう。色あるものは、やがて散る。色なきものは、いずれ咲く。服の色も移ろうか。色を脱ぐ。色を着る。
このテーマを表現するために欠かせない『光の三原色』RGB(赤、緑、青)を表しています。
実際に色のついた紙などを顕微鏡で拡大すると、この模様がはっきりと浮かび上がります。どんな色もこの三原色で成り立っている事が実感出来ます。
この『COLOR』を表した模様を派手過ぎず、シンプル過ぎないデザインでベーシックなシャツに落とし込むのがANREALAGEのすごいところ。
ぜひ一度顕微鏡で覗いてみて下さい。(顕微鏡をお持ちの方はなかなかいないと思いますが。。)
次に見ていただきたいのはこちら。
首元のボタンホール。
普段あまり意識する事のない部分ですが、基本的にどのシャツも首元のボタンホールは横向きに縫われています。
理由は首の運動量が多いから。
運動量が多いので横向きに縫う事でボタンがズレるスペースを作り、縫われたボタンが外れにくくする工夫です。
なので首元以外のボタンホールは全て縦向きに縫われています。
ですがこのシャツは身頃にある最後のボタンホールも横向きになっています。
この最後のボタンホールは個人差もありますが、だいたい腰の部分にきます。
腰回りも首元と同じ、あるいはそれ以上の運動量があります。
その為の横向きです。
この最後のボタンホールが横向きで縫われているシャツは今だとなかなかありません。
それはファストファッションが流行し、大量生産が重要視されたため。
最後のボタンホールを横向きにする事は手間がかかり、大量生産にはとても向かない。
ですがこのシャツは着られる人の事を考え横向きに縫われています。
洋服はもちろん見た目が大事です。
着た時のかっこよさ、似合っているかどうか。
でもそれ以外の部分をここまでこだわっているブランドってなかなかないです。
確かにファストファッション店で売られているシャツの何倍もの値段がします。
でもその値段には必ず理由がある。
その洋服が作られた生産背景を知り、実際に着てみればその理由が必ず分かるはず。
大量生産では決して手の届かない領域。
それをこのシャツで、『ANREALAGE』でぜひ体感していただきたいです。
Seltie 宮腰
